Bobby Caldwell/What you won't do for love
天気の良い日に海へドライブに行くならボビー・コールドウェルの「What you won't do for love/風のシルエット(邦題)」。潮風に吹かれながら聴くには最適のAOR名曲です。ボビー・コールドウェルといえば、マイアミのイメージが強く、サウンドもトロピカルムード溢れる爽やかな作品がとても人気あります。特にデビューアルバム「イブニング・スキャンダル(邦題)」は、全ての作品がAORを代表するような名曲揃いです。
昔、日本の女性アイドル歌手のウィンクがカバーした「Special to me」やパーラメントのCFで使われたバラードの名曲「Come to me」、それに哀愁たっぷりに歌いあげる「Take me back to then」などどれも素晴らしい。特に、ニック・プリタスやリッキー・ピーターソン、ジョン・オバニオン、ゴーウェストなどのロック・AOR系アーティストに限らず、ソウル・ブラコン系アーティストなど、非常に多くのアーティストが取り上げる名曲「What you won't do for love」は、ドライブ感たっぷりで昼夜問わず、いつ聴いてもかっこよい作品です。ボビーは、ポップな音楽の中にも、白人でありながらとてもセンスの良いソウル感覚を持っている、AORアーティストの中でも貴重な存在です。女性に受け入られやすいバラードやラブ・ソングが多く、AORのイメージを掴みやすいので、AORビギナーにはオススメ。
近年では、AORアーティストにありがちなジャズ系への進出も果たしていますが、やはりボビーのセンスの良さが光るのは、デビューアルバムから4作目あたりまでに見られるポップな感じの純粋なAOR作品です。何作かジャズ・スタンダードをかじった後に、「パーフェクト・アイランド・ナイツ」で本来のAOR路線に戻ってきましたが、この方向で今後も名曲を生み出してもらいたいものです。
他のアーティストへの楽曲提供も多いですが、特徴ある彼の作品は、やはりボビーのヴォーカルで聴くのが一番。鼻にかかったような甘い歌声はたまりません。
晴れた日に出かけるのなら、「イブニング・スキャンダル」は必ず連れて行きたいアイテムですね。(Night-plane)
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