« ボビー・コールドウェル/What you won't do for love | トップページ | リビングストン・テイラー/Train off the track »

ブルース・ロバーツ/Cool fool

 既に第1回目で説明したとおり、AORとはアダルト・オリエンテッド・ロック(大人の雰囲気を聴かせるロック)と理解されていますが、この言葉のとおりに大人の雰囲気を持つ曲の1つにブルース・ロバーツの「Cool fool」があります。

 イントロのサックスからアップテンポなキーボードのサウンドで始まる何ともいえない、かっこ良い曲です。バックコーラスには、ルーサー・バンドロス、デヴィッド・ラズリー、アーノルド・マッカラーなど強力なヴォーカル陣が参加し、大人のムードを更に演出しています。

 そもそもブルース・ロバーツはニューヨーク出身のシンガーソングライターで、キャロル・ベイヤー・セイガーやアンディ・ゴールドマーク、エイリー・ウィルスなどの職人ライターと共作することが多く、雰囲気だけのAORとは違う、心にしみる良質な曲を歌い上げるのが特徴です。「Cool fool」が入っている同名アルバムには素敵なスローバラードもありますが、お洒落なサウンドだけを追い求める作品とは異なり、フランク・ウェーバーやビリー・ジョエルなどに見られるような、都会の路地裏の匂いを持つソングライターとしての基盤をしっかり感じさせるアルバムになっています。

 決してカップルでワイン片手に、お洒落に聴くアルバムではないので、ご注意を!!

 ちなみに彼の1作目のアルバム「Bruce Roberts」も彼独特なポップなセンスが光り、こちらもAORの名盤です。

 そんなブルース・ロバーツの「Cool fool」と一緒に都会の夜を眺めながら、たまには独りしみじみと大人の夜を過ごすのもいかがですか。(Night-plane)

|

« ボビー・コールドウェル/What you won't do for love | トップページ | リビングストン・テイラー/Train off the track »

コメント

はじめまして、フランクウェバーを検索していたところ、こちらのブログが目に留まりました。
実は、わたしは2年半くらい前に彼と知り合い、今でもお付き合いさせていただいております。
彼のファースト、セカンドアルバムを聞いて、鳥肌が立つほど、共鳴できる曲があることを実感し、さらにわたしのブログやミクシーでのコミュを通して、日本でも未だにフランクの曲を聞いてくれているファンがいることを知りました。
わたしは音楽関連にまったくコネクションもなく、周りの友達にのみ彼の音楽を紹介していたんです。
最近になって、友人がフランクの宣伝に積極的に動きだし、
原宿にあるKDDIが運営するスタジオで、演奏できる可能性が出てきました。無料で借りられるとは言え、渡航費や楽器等はこちらで準備しなくていけないこともあり、準備にかなり時間がかかると思われます。彼の希望としましては、9月中旬の来日を考えています。
彼の希望としては、その一度の演奏だけではなく、他のスペース(ジャズクラブなど)で演奏できたら有意義な滞在になると言っております。
フランクはAORとしてデビューしておりますが、今ではジャズをメインに活動しております。
日本ではAORの曲しか紹介されておりませんが、来日時には彼の2面性を楽しめるかと思います。

突然のメールで失礼かと思いましたが、もしフランクの日本での演奏活動に必要な場所を紹介していただけないかと思いました。すでにデモテープやプロフィール等は準備できておりますので、もしご活用できるようでしたら、送らせていただきたいと思います。

これからもフランクの音楽ぜひよろしくお願いします。

投稿: aroma-magic | 2007年5月13日 (日) 11時17分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/322217/6350444

この記事へのトラックバック一覧です: ブルース・ロバーツ/Cool fool:

« ボビー・コールドウェル/What you won't do for love | トップページ | リビングストン・テイラー/Train off the track »